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ナースのお仕事~精神科編~

看護師を志し就職活動を行う際には、勤め先の病院や施設によって専門とする科が異なります。
その中でも『精神科』というのは少し特殊な診療科目だという認識はないでしょうか。
精神科となると、見えない部分=心の治療を専門としますので、やはり他の科と比較した場合には表立った症状が無い場合もありますので、少し難しい特殊な科であると言えると思います。
しかし現代人の『うつ病』や『統合失調症』は着実に増加しており、精神科がとても身近な存在になりつつあることは否めません。

一般的な診療科の入院日数の平均が18日前後であるのに対し、精神科の場合は290日前後というデータが示すように、精神科の特徴として挙げられることのひとつに『長期入院の患者さんが多い』という点があります。
もちろんそれ以上に、年単位で入院している患者さんも珍しくなく、閉鎖病棟という特別病棟の存在や、保護者による医療保護入院、知事権限による措置入院のシステムがあることも、その特徴であると言えます。

精神科には日常生活を送ることが困難となりえる精神疾病を抱える患者さんが入院しており、その年齢層もかなり幅広いのですが、そのため医師の診療補助よりも日常生活援助が精神科の看護師の主とする業務となります。
これは食事や衛生面、排泄の介助であったり、服薬管理などの援助です。
又、これと並行して対人関係や問題解決能力を身に着けるための支援があり、これらのことを日常生活の中でもできるように看護師がサポートをしていきます。

そして精神科の中には強い自殺願望を持っている人や、他者への暴力行為を行ってしまう患者さんがいることも大きな違いです。
自傷行為や自殺企図を繰り返してしまう患者さんにとっては、その命を守るために看護師の存在はあるのかもしれません。

精神疾病を抱えた患者さんとのコミュニケーションは少し大変かもしれませんが、このような患者さんをどのように導き社会復帰させるかを考えて実践していくことは、大変大きなやりがいを得ることができるのではないでしょうか。