ナースのお仕事~緩和ケア認定看護師編~ - ナースのお仕事と転職活動

ナースのお仕事と転職活動 > 緩和ケア認定看護師編

ナースのお仕事~緩和ケア認定看護師編~

入院患者の中には自身の終末を穏やかなものにしたいという願いから、緩和ケアを希望される方が多数います。
癌などの治療はやはり金銭的にも高額なものとなりますし、何より激しい苦しみが付きまといます。
ですから、それまで病魔と闘ってきた最期には家族と穏やかに過ごしたいと願うのです。
そのような方のためにあるのが、緩和ケア病棟やホスピスと呼ばれる病棟になります。
では『緩和ケア認定看護師』について少し触れていきたいと思います。

この認定を受けるための教育課程は、緩和ケアの理念を実践に移し、その質の向上を図る中心定期動力として活動するための知識と技術を身に着けるためのものであります。
先に述べたような病棟や、在宅においても緩和ケアを必要とする患者や家族のために、安楽な状態を維持し尊厳を持った生活を送れるように、高水準のサービスを提供できるように育成することを目的としています。
又、緩和ケアに当たる看護師の良き相談役となって、緩和ケアの質の向上に貢献する専門職として、その役割には期待されていると言えます。

他の認定看護師にも言えることですが、この認定制度を受けるまでには5年間の看護師としての勤務実績と、そのうちの3年以上で取得したい認定分野を経験する必要があるということには注意が必要です。
認定看護師の教育課程には6か月間で615時間という期間を要しており、その研修と実習を受講する期間は休職状態にあります。

現在の日本では、緩和ケアと言えば癌患者として認知されていることが多いのですが、実はそのようなことはなく全ての重篤な病気が対象となります。
身体的苦痛、精神的、社会的、スピリチュアルな苦痛の全てを総合して捉え、その苦痛に就いて予防したり緩和したり、又は患者の生活の質を維持するためのアプローチであることからして、これは癌患者のみならず全ての患者へのアプローチであるというように考えるの自然だと言えます。
大切な人生の終末を、安らかに穏やかに過ごしてもらうために『緩和ケア認定看護師』は存在しています。