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助産師国家試験とは

看護師になるためには看護師国家試験に合格する必要がありますが、同様に助産師を志す人にとっては『助産師国家試験』があります。
助産師とははるか大昔から『産婆さん』と呼ばれる職業で一般化していました。
それが明治になってからは産婆も免状制となり、産科医との業務区別が明確化され、以降では産婆が助産婦に、助産婦が助産師に時代と共に変化をしていったのです。
現在の助産師は、厚生労働大臣の免許を受け、助産または妊婦、褥婦もしくは新生児に対しての保健指導を行うことを、その業務として社会で活躍しています。

助産師になるためには、どのような勉強が必要になるのでしょうか。
まずは第一条件として『看護師国家試験』に合格していること、もしくは大学の助産科を卒業するなどの条件が必須となってきます。
助産師国家試験を合格しても、上記のような資格を持っていなければ助産師として働くことはできないのです。

試験については全国10都道府県を試験地として行われ、試験日や合格発表も看護師国家試験に近い時期である2月下旬の木曜日に1日間で午前が必須問題と一般問題、午後が一般問題と状況設定問題という日程で行われます。
試験科目は『基礎助産学』、『助産診断・技術学』、『地域母子保健』、『助産管理』の4科目で、その合格率は過去5年で90%代後半が常となっており、基本的にはふるいにかけるタイプの試験ではないと言えます。
しっかりと1年間助産師になるための勉強に向き合えば、合格できる程度の難易度です。

近年は受験者数も増えており、これは大学の助産師コースが増加したことにより、看護師試験などと並行して助産師も取っておこうという考えの学生がいることが伺えます。
新しい命を取り上げる『助産師』の仕事は、大変希望に満ち溢れた職業であると言えます。
少子化のこの時代だからこそ、しっかりとしたサポート体制で安心して出産できるよう、質の高い助産師が求められているのかもしれません。